食いしん坊の食レポ・おすすめのレストラン♪

韓国産まれ育ち、都内在住、都内勤務。 日本在住10年目のフードアナリスト、タベアルキスト。 趣味はレストラン、スイーツなどの食べ歩き、ミュージカル観劇、乗馬、セルフジェルネイル♪ 大のアイス好き、甘党です♡ 都内を中心にイタリアン・フレンチ・和食・トルコ・スペイン・ベトナム・タイ料理など、美味しいとこなら、どこでもなんでも好き♪ 食べ歩きを中心に韓国レストラン情報、日常の色々なことを書いて行きます♪

【銀座/日本料理】滋賀の名店が銀座に移転オープン!「銀座しのはら」

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滋賀の名店「しのはら」が2016年10月に銀座に移転オープン。


周りの仲間たちが連日のように訪問して大絶賛していて、とても楽しみにしていました!

 

最近また記事がすごい溜まってきていて、、、
行ってきたのはかなり前で、こちらは2017年の1月下旬の記事です(^^;;

 

1月終わりでしたが、新年らしいお料理をたくさんいただき、遅いお正月をこちらで堪能することができました!
(実際お正月には何も正月っぽいことやってなかったしw) 

 

店内は美しいL字のカウンター席が11席。

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メニューはおまかせコース1本のみで、毎月変わります。(¥23,000)

 

まずはシャンパンをいただきます。

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写真を撮り忘れたけど、
確かモエ・エ・シャンドン・ブリュット・アンペリアル NVをボトルでいただきました。

 

最初はお茶を出していただきます。
・香煎茶

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残念ながら昆布茶はどうしても慣れません(^^;;

 

・先付

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素敵な貝殻の器に出てきました。
自家製の胡麻豆腐の上には蝦夷鮑、雲丹、白魚、岩茸、京人参、大根、花穂紫蘇などなど。上には土佐酢の煮凝りをかけています。
贅沢で華やかな一品でテンションが上がります♪

 

・お椀

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蓋を開けた瞬間柚子の香りが漂います。
お雑煮風ということで、松葉蟹の真薯、焼いた餅、青味大根、神場草に金箔を散らして新年らしい華やかなお椀です。
クリアな印象のお出汁は深みもあり、ホッとする味わいでした。
お出汁と真薯を交互に食べると味のバランス取れて非常に美味しくいただけます。

 

・お造り

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①明石の針烏賊。
山葵か柑橘とお塩を合わせた酢橘塩でいただきます。烏賊食感はもちろん甘みを楽しめました。
②藁でさっと炙った玄界灘鰆の上にキャビアの塩気と巣立ちを絞っていただきます。
③大間の黒鮪はキューブ状の昆布醤油を1/4に程度に切って上に載せて大根おろしと山葵添えていただきます。

 

・柚子釜

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柚子の器の中には旨味たっぷりの雲子(白子)。
下には滋賀の甘い酢飯と餡をかけて柚子釜で蒸しています。

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優しいさっぱり味わいの酢めしで身体が浄化される気分(笑)

 

・八寸

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圧巻の八寸が出てきました。
こちらは2人前で各自お皿に移していただきます。

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あまり聞いたことのない名前ばかりで、聞き取るだけで必死でした(笑)


でてきたのは、以下の通り。

琵琶湖のホンモロコの塩焼き
葛屋の中に能登のなまこ
トラフグの白子和え
卵真薯とその上には山形の郷土料理熨斗梅
海鼠腸
姫クワイ
子持ち昆布
明石の穴子
神奈川県佐島の蛸
大阪富田林の海老芋の唐揚げ
小巻海老
酢蓮根
琵琶湖の青首鴨

 

まず温かいうちに泳いでいるようなホンモロコの塩焼きを食べてくださいとのこと。

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お造りの前に本当に泳いでいたホンモロコを見せていただきました!

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頭がついているお魚は苦手だけど、ふわっとした身がとても美味しかったです。

 

途中からはノンアルコールのシュワシュワぶどうジュースのポールジローをいただきました♪

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・フォアグラの最中

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こちらは手で直接渡される滋賀の時からのスペシャリテというフォアグラの最中。
フォアグラはお出汁で炊いて和の風味をいかしていて、真ん中のあんぽ柿の甘みと最高の組み合わせでした。
遊び心がうかがえるところですが、全体の流れを崩すことなく、和に溶け込んでました(笑)
サクサクの最中でいただくと、これは幸せな気分。

 

・揚物

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ゼラチン質たっぷりのすっぽんとフカヒレの春巻き。

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皮はパリパリと揚げて、仲はとろとろで人生一贅沢な春巻きかもー!

 

・焼物

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骨付きの焼きすっぽんと蕪。
炭火で焼いたぷりぷり柔らかいお肉をお塩と山椒でいただきます。すっぽんっえこんなに美味しいんだー!

 

・ツキノワグマのロースの鍋

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セリと一緒にお鍋にしていただきました。

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熊の脂身のスープはほんのり甘みやコクがあり、旨味が広がります。

 

・甘鯛ご飯三パターン

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①甘鯛と蕪の菜っ葉ご飯

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②甘鯛と蕪の菜っ葉ご飯+伊勢海老の餡掛けと汲み上げ湯葉

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③甘鯛と蕪の菜っ葉ご飯+熊のスープのかき卵

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最初出てきた時すごい量少ないーと思ったら、三パターンで食べれるとは嬉しすぎる❤️
ほんのり甘みが漂い、とても上品な味わいの甘鯛ご飯を餡掛けと熊のスープでまたアレンジして楽しめました。たっぷりの旨味がじんわり広がります。

 

・甘味

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おせち菓子の曙
薄ピンクのつくね芋、ユリ根と卵黄を合わせたきんとんです。

 

・抹茶

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店主篠原武将氏が描く日本の自然と情景をこの3時間の食事で満喫してきたような気分です。
コース全体がストーリー性を持っていて、その流れがびっくりするほど自然で洗練されている印象。たくさんのものを一気にいただいたにも関わらずごちゃにならない。

温かみのあるサービスや雰囲気、素敵なプレゼテーションで最高に楽しい食事でした。

 

また是非伺いたいです!
ご馳走様でした(≧∇≦)✨


銀座 しのはら
03-6263-0345
東京都中央区銀座2-8-17 ハビウル銀座2 B1
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13200949/

 

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