【恵比寿/スイーツ】タルト好きには堪らない!衝撃的な美味しさ『Less』
2019年9月恵比寿にオープンしたペストリーショップ。
イタリアミラノ出身のGabriele Riva(ガブリエレ・リヴァ)さんと『レストランNARISAWA』などで活躍した坂倉加奈子さんがタッグを組んで作ったこちらのお店はオープン直後から話題になっていました。
先日偶然こちらのピーナッツガラムマサラクッキーを食べる機会があり、衝撃的な美味しさで是非伺いたいと思っていたところでした。
しかし、アップルタルトが1月末で終了と聞いて、急いで伺うことに。
こちらの生菓子は予約販売のみ。
3営業前までに指定のメールに予約をする必要があります。
初めて伺うお店はとてもシンプルで清潔な空間。
イートインスペースはテーブルが3つで6席。
サクサク系が大好き、特にタルトには目がないので、頼めるタルト全部頼みました。
・Apple tart (アップルタルト) 800円
3種類のりんごを使ったタルト。薄くスライスしたりんごをバラの花びらに見立てたとても華やかなタルトでうっとり。
かなり酸味があるりんごでタルト生地はサクサクとしっかりした食感で一番好きなタイプ。
・Strawberry tofu tart(苺のタルト) 800円
薄い生地のタルトの中に豆腐クリームを詰め、柔らかい食感で優しい味わい。上には苺をたっぷり乗せています。
・Mushrooms forest tart (きのこのタルト) 750円
色々きのことパルメザンチーズやペコリノチーズ、サワークリーム、ケイパーなどを使った衝撃的な旨さのタルト。
濃厚な味わいでしょっぱい系のタルトなので他の甘いものと一緒にいただくと更に目立ちます!
・Peanut Garam masala cookie(ピーナッツガラムマサラクッキー) 450円
たっぷりのピーナッツに重めのチョコのムースがデコレーションされ、まるでケーキを食べているような食べ応えのあるクッキー。
ガラムマサラパウダーでエスニックが香りが特別感を増します。
最近食べた中では圧倒的な美味しさだと思いました。
事前予約必須が少しハードル高いけど、是非また食べたい!
イートインでパネットーネがいただけるそうなので、そちらも是非食べたいと思います。
※予約方法
lessbygrks@gmail.com
宛に、3日前迄に下記項目を記入の上連絡
①件名 【ケーキオンラインオーダー】
②名前
③電話番号
④商品の名前とそれぞれの個数
⑤受け取り希望日と時間(受け取り時間11:00-19:00)
予約可能なメニューは下記URLより確認が可能です。
https://lessbygrks.wixsite.com/lesstokyo/cakes-online-order
LESS by Gabriele Riva & Kanako Sakakura
東京都目黒区三田1-12-25 金子ビル 1F
03-6451-2717
定休日:水曜日
営業時間:11:00〜19:00
公式HP https://lessbygrks.wixsite.com/lesstokyo
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【スイーツ】2019年クリスマスケーキ特集!年に一度だけの「1人1ホール会♪」
恒例の参加資格1人1ホール以上必須のクリスマスケーキ会。
去年はブログアップすらしてなかったw
だいぶサボってました(;∀;)
たまには書こうと思ってますw
昨年までは毎回『ボニュ(Bon.nu)』さんの会場をお借りしたのですが、今年はパティシエの内山さんが独立され、北参道に『おかしやうっちー』をオープン。
初年度でちょっと様子が分からなかったのもあり、今年は中目黒にある薬膳カレー専門店『香食楽(かくら)』の会場をお借りしました。
会場のご提供誠にありがとうございました❤️
ケーキのカットはなんと『アングラン』のスーシェフパティシエの青くんが直接やってくれました!
本当ありがとう😊
今年もなかなかのボリュームだったけど、ペロリーと行けましたよ✨
気になる今年のラインナップはこちら!
①『クレームフレーズジェノワーズ(crèam fraise génoise)』ショートケーキ
②『エンメ(EMME)』カフェ・ヴァニーユ
③『エンメ(EMME)』ショコラシトロンプラリネ
④『ファミリマート』ケンズカフェ東京監修ショコラケーキ(※番外編)
⑤『レセンシエル(L'essentielle)』苺とバニラのローズケーキ(※特注)
⑥『メゾン・ダーニ(MAISON D'AHNI)』ピエモン
⑦『山(Yama)』トリュフの白いオペラ(※特注)
⑧『アサコイワヤナギ(ASAKO IWAYANAGI)』
ベージュ・ドゥ・ノエル(beige de Noël)
⑨『セシルエリュアール(Cécile Éluard)』洋梨とフランボワーズのノエルアンサンブル
⑩『アングラン(UN GRAN)青君』メルヴェイユ・ヴァニーユ (※特注)
⑪『おかしやうっちー』いちごのほわほわ(いちごショートケーキ)
それでは厳選のケーキを一つ一つ詳しく見ていきましょう。
①『クレームフレーズジェノワーズ』ショートケーキ
■サイズ/直径15cm
■価格/¥7,000(税込)
最初にいただいたのは定番のクリスマスショートケーキ。
あの噂の激ウマショートケーキがやっと食べれた!
正直を言うと、ケーキの中で一番得意じゃないというかわざわざ自分で頼まないのがショートケーキ。唯一好きな生クリームのケーキは内山さんが作るケーキだったけど、こちらのケーキもクリームがとても軽やかながらもお味はしっかりとしたタイプでとても美味しかったです。
みんなが絶賛する理由が分かりました。
これならショートケーキもありだな🎂
②『エンメ(EMME)』カフェ・ヴァニーユ
■サイズ/幅9cm×長さ12cm×高さ7cm
■価格/¥4,950(税込)
タヒチ産バニラをたっぷり使用した軽いムースの中に香ばしく香るコーヒーのクレームブリュレとバニラの濃厚なガナッシュを入れた白いブッシュドノエル。
③『エンメ(EMME)』ショコラシトロンプラリネ
■サイズ/幅9cm×長さ12cm×高さ7cm
■価格/¥5,280(税込)
ミルクチョコレートのムースの中に広島の無農薬レモンのクリームと自家製プラリネのサクサクをお入れしたブッシュドノエル。
ケーキは2種類だけど、どちらも美味しそうだったし大きさも小さめだったので両方頼んでしまいました!
結果正解!やっぱどちらも美味しかった!!
④『ファミリマート』ケンズカフェ東京監修ショコラケーキ(※番外編)
ちゃんとケンズカフェのケーキの味がする!
最近のコンビニスイーツはなかなか優秀です!
⑤『レセンシエル(L'essentielle)』苺とバニラのローズケーキ(※特注)
■サイズ/測るの忘れたw
■価格/¥4,250(税込)
今回バニラ入りのケーキが3種類あったけど、全て味が違うのも面白い!こちらはどちらかというとバニラアイスクリームのようなお味で、上品なローズの香りが素晴らしいケーキでした。
ケーキ一緒にバラの花びらもいただきました❤️
⑥『メゾン・ダーニ(MAISON D'AHNI)』ピエモン
■サイズ/12cm×9cm
■価格/¥4,100(税込)
イタリア、ピエモンテ産の上質なヘーゼルナッツをお楽しみ頂けるケーキ。ヘーゼルナッツ風味のビスキュイとバタークリーム、ほろ苦リッチオレンジクリームを層にしたいクラックラン、そしてで爽やかなケーキ。
⑦『山(Yama)』トリュフの白いオペラ(※特注)
■サイズ/直径12cm
■価格/¥6,500(税込)
今年初参戦の『山(Yama)』。お食事に行って、是非こちらのケーキをみんなと食べたいと思いお願いしたら、奇跡的に作っていただくことができました。
箱を開けた瞬間店内に広がる幸せな香り。
思わずうわーっ!!!と声を出してしまうやつ。
これ超絶やばいケーキでした。
この幻のケーキは通常であれば2口で無くなる大きさだったけど、頑張って4口に分けて食べました。鼻から抜けるこの幸せな空気をいつまでも感じていたかったw
⑧『アサコイワヤナギ(ASAKO IWAYANAGI)』
ベージュ・ドゥ・ノエル(beigede Noël)
■サイズ/直径15cm
■価格/¥5,500(税込)
※限定100台
さくらんぼとフランボワーズのムースにピスタチオクレムーを忍ばせ、ピスタチオダマンドとグリオットを焼き込んだタルトと組み合わせ。
ベージュのグラサージュでシンプルにデコレーション。
⑨『セシルエリュアール(Cécile Éluard)』洋梨とフランボワーズのノエルアンサンブル
■サイズ/高さ10cm
■価格/¥8,600(税込)
ふわっと軽くてしっとりのカカオマスの生地に苦味のチョコレートのガナッシュを塗ってチョコ生クリームと洋梨ルレクチェをたっぷりサンドしてガナッシュを塗ったカカオマス生地、その上にフランボワーズジャムを薄く塗ってしっとりもっちり生地をのせフランボワーズジュレのクロテッドバニラクリームをのせてしっとりもっちり生地でサンド。
上面はクロテッドバニラクリームにフランボワーズジャムを軽くのせてグラデーション仕上げで7層仕立て。
⑩『アングラン(UN GRAN)青君』メルヴェイユ・ヴァニーユ (※特注)
■サイズ/直径18cm
■価格/¥5,400(税込)
むかーしむかし私の誕生日ケーキを作ってくれた青くん。それが本当に忘れられないくらい美味しくて、この子は絶対素晴らしいパティシエになってくれると思った。
今は本当立派になった青くんのケーキが本当すごい!!
ちょっと複雑すぎて本人に直接書いてもらいました(笑)
本人説明↓↓↓
下から柔らかいアーモンドのビスキュイ。
その上にホワイトチョコレートのザクザク。
タヒチバニラとトレヴューラムの卵黄多めのクレームブリュレ。
セミドライいちぢく、セミドライプラム、グリオットチェリーのジュレ。
タヒチバニラとマダガスカルバニラを使い、マールドシャンパーニュで香りをつけたホワイトチョコレートのムース。
タヒチバニラのグラサージュ。
ベルガモットとオレンジとマダガスカルバニラのクリーム。
香り高いバニラに、ブランデー、ラム酒の樽香を合わせたケーキ。
香りの変化をオレンジとベルガモット。
食感はとろけるような滑らかさだけど、底のザクザクをしいてケーキを噛むことで香りの余韻をより長くした。
バニラもブランデー、ラムも発酵させてるので香りのペアリングがいいと思って合わせましたー
長っwww
とにかく高級なバニラを存分に使ってる結構思い切った感あるケーキ(笑)
かなりアルコールが効いてるケーキで大人な味でした。
あと抜群に優雅で上品なケーキでした✨
結婚式とかでも大人気になりそう❤️
⑪『おかしやうっちー』いちごのほわほわ(いちごショートケーキ)
■サイズ/直径15cm
■価格/¥6,800(税込)
生クリームの乳脂肪パーセンテージを半分程度に抑えて(20%)ミルキーなコクはありながら、軽やかなクリーム。スポンジも生地感はありながら、シロップなどは使わす、スポンジの水分量だけでのしっとり感で、クリームと一緒に溶けていくように仕上げています。
しかし、メリークルスマス!www
本当来栖さん大好きなうっちー!
ケーキに来栖サンタが載ってました(笑)
ケーキ会初年度から全参加のうっちーのケーキは、このケーキ会の象徴?みたいなもの(笑)
本当大好きです。
今年と幸せな時間は一瞬で終わり、早速来年のことを考えちゃう…(笑)
来年も更にパワーアップしていきます!
会場は『おかしやうっちー』開催確定です(笑)
来年もよろしくお願いします!!
参加店名(食べた順番)
クレームフレーズジェノワーズ(crèam fraise génoise)
03-4500-7115
東京都中央区銀座3-12-17 ヒノトリビル1F
エンメ(EMME)
03-6452-6167
東京都渋谷区渋谷2丁目3−19ローゼ青山1F
公式HP https://www.emme-wine.com
レセンシエル(L'essentielle)
03-6320-8669
東京都文京区小石川4-16-7
公式HP https://www.lessentielle.info/
メゾン・ダーニ(MAISON D'AHNI)
03-5449-6420
東京都港区白金1-11-15 1F
公式HP http://mdahni.com
山(Yama)
03-6459-2971
東京都渋谷区恵比寿1-26-19 B1F
アサコイワヤナギ(ASAKO IWAYANAGI)
03-6432-3878
東京都世田谷区等々力4丁目4−5
公式HP http://www.a-patisserie.com
セシルエリュアール(Cécile Éluard)
03-6280-8226
東京都新宿区赤城下町3丁目9
公式HP https://kyukyoku-no-sweets.net
アン・グラン(UN GRAIN)
03-5778-6161
東京都港区南青山6-8-17 プルミエビル1F
公式HP http://www.ungrain.tokyo/
おかしやうっちー
03-6721-0277
東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目27−9ウェスト青山1F
公式HP https://www.okashiya-ucchi.com
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【西早稲田/イタリアン】アブルッツォがここに「トラットリアダイパエサーニ(Trattoria Dai Paesani)」
西早稲田という多少意外なところに位置しているこちらの店「トラットリアダイパエサーニ(Trattoria Dai Paesani)」は、日本はもちろん、本場イタリアの大都市ですらなかなか見当たらないというアブルッツォ料理専門店。実は日本で唯一本場そのものの料理がいただける貴重なお店です。
サラミ職人であるオーナージュゼッペ・サバティーノ(GIUSEPPE SABATINO)氏と元在日イタリア大使館総料理長出身のシェフダヴィデ・ファビアーノ(DAVIDE FABIANO)氏が生まれ育った故郷に愛情と敬意をささげるとともに、味を守り続け日本に本場の伝えるために始めたというレストランです。
世界で数人のみという唐辛子入りのサラミのヴェントリチーナ(Ventricina)の職人であるオーナーが腸詰めから全て手作りで作るこちらの自家製サラミは、他では味わえない特別なもの。お店の入り口のところにあるサラミ専用の熟成庫から、本場の味や強いこだわりが伝わります。
野菜はアブルッツォ州に根付くスローフード精神を大切にし、千葉県佐倉市の自家農園から栽培した役50種類の無農薬野菜を使用しています。
温かく陽気な雰囲気の店内はアブルッツォの州旗はもちろん、各種冊子や地図、写真が飾ってあり、まるでアブルッツォそのもの。
・自家製アブルッツォサラミの盛り合わせ
ヴェントリチーナ、コッパ、チンギアーレなどのサラミの盛り合わせ。全てオーナージュゼッペ氏の手作り。お店で熟成して手動スライサーで美味しく切った、ここでしか味わえない貴重な一皿。
柔らかい食感で、肉の旨みを邪魔しない塩加減。どれも熟成度がちょうどいい具合で、特にヴェントリチーナはピリ辛のスパイスとハーブの味わいとのバランスが素晴らしく、風味が良い深い味わいです。付け添えのカリフラワーのピクルスはもちろん自家農園栽培のもの。
・フォカッチャ
・3種のチーズと卵のトマトソース煮込み
・キジソースのモンテプルチアーノを練りこんだキタッラ
いただいたパスタはアブルッツォ州の代表的なパスタの「マケローニ・アッラ・キタッラ」。
伝統的には仔羊の煮込みのソースで食べることが多いですが、今回はパスタの生地にアブルッツォ州の代表的な赤ワインのモンテプルチアーノを練りこんで、それを雉のソースでいただきます。お皿には赤ワインのソースや唐辛子をデコレーション。もちもちで弾力のある麺の食感と濃厚な雉ソース。それに赤ワインのモンテプルチアーノ・ダブルッツォを一緒にいただくと最高のアッヴィナメント(Abbinamento=マリアージュのこと)誕生。
・仔羊のアロスティチーニ
出たー!羊が多い州だけに、羊の料理は欠かせない。確認をしたら流石にこの仔羊はアブルッツォ州のものではなかったです(笑)
向こうでは日本の焼き鳥のような感覚で食べている仔羊の「アロスティチーニ」。塩胡椒のシンプルな味付けは素材が引き立ち、素朴で懐かしい味。イタリア人はここでアブルッツォを感じるのでしょう。
地元愛や感受性が溢れるオリジナルドルチェがおもしろい
リアルな郷土料理が続く中頼んだドルチェ。どれもお店のオリジナリティーが溢れる上に、前のお料理とのギャップが凄すぎておもしろい。
・チャッチャコーラの巣
なんか急にメルヘンな感じがきました。チャッチャコーラとはアブルッツォの鳥の名前。その鳥の巣に見立てたドルチェです。
卵のようなホワイトチョコを割ってみると中身も本物の卵みたいー!鳥の巣を表現した飴細工がとても華やかで急にキラキラ女子会気分(笑)。ほろ苦で飴細工も美味しい。最後にこのテンション、とても望ましい流れです(笑)。
・マイェッラ
お店の看板メニューでもあるこちらは、標高3000mに近いマイエッラ(Maiella)の雪山を表現したオリジナリティー溢れるドルチェ。
白い球体の下には濃厚なチョコレートのソースで、出てきた瞬間からその香りに圧倒されました。ヨーロッパによくあるとても甘そうな印象で一瞬大丈夫かな?と思ったけど、食べてみるとこれは驚きの美味しさ。球体は卵白と中には黄色いアイスクリーム。下のチョコレートソースは想像と違ってとてもビターで大人な味。このソースをまぶしながらいただくと、今までとは全く違う印象で新たな感動が味わえます。
イタリア人やプロの料理人たちが集うこの店。全ては理由がありました。ここが「アブルッツォ」なのです。
トラットリアダイパエサーニ
東京都新宿区西早稲田2-18-19
03-6457-3616
定休日:月曜日
営業時間:
Lunch 11:30~15:00 (L.O. 14:30)
Dinner 18:00~23:00 (L.O. 22:30)
日曜日 18:00~22:30 (L.O. 22:00)
食べログ https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13172879/
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【白金台/フレンチ・韓国料理】韓国料理の進化系「韓食(Hansik)」を楽しむ!
白金台のフレンチレストラン『TIRPSE(ティルプス)』で8月2日(木)~8月12日(日)のたった10日間で開催される「韓食(Hansik)」イベントに行ってきました!
いつも色々なことを試みている『TIRPSE(ティルプス)』ですが、まさかフレンチの店で韓国料理のコースをするとは思わなかった(笑)
ただし、これはただの韓国料理じゃありません。
日本全国どこでも、また韓国ですら味わえない超特急進化系韓国料理なのです!
シェフは韓国人のイ・ジョンジュンさん(通称ジュン)。←イケメン♡(すみませんwww)
彼は大阪の『HAJIME』や名古屋の『レミニセンス』等で修業し、韓国のミシュランの星付きのレストラン『SOIGNE』の系列店『doughroom by SOIGNE』で経歴を積み、2018年1月に来日しました。
フレンチやイタリアンを経験し、母国のお料理にそれを融合させることで、全く新しい料理が生まれます!
その初のお料理たちをご紹介します!
メニュー
ランチ¥6,000 / ディナー¥9,000
Pairing 4,000(L)6000(D)
2種類のチップス
・海苔ノリ塗り
黒いチップは海苔(ギム)にノリを塗って乾かして揚げたもの。韓国ではギムブガクと言います。それにサワークリームとアンチョビクリームを載せていただきます。
・キムチチップ
餅米のチップにキムチのパウダーやチョリソーパウダーを載せ、リコッタクリームとマイクロバジルを載せていただきます。2種類の辛味が楽しめるサクサクのチップ!
・油濃い水キムチ
韓国料理の定番、キムチを使った前菜。
キムチと言っても色々な種類があるんですが、今回は辛くない水キムチを使いました!
フォアグラを2週間以上熟成させた水キムチで巻いて、その上にシャインマスカットをトッピング。その上に透明なブドウジュースのシートを載せ見た目も綺麗。
フルーツの甘みと水キムチの酸味がフォアグラと絶妙なバランスでさっぱりとしたフォアグラがいただけます!
・ユッケになりたかったタタキ
メニュー名通りに最初はユッケにしたかったけど、例の事件により禁止になったためタタキにしたというw
仔牛のヒレ肉をタタキにして、組合せはユッケをイメージして作ったお皿です。
本場のユッケは生の牛肉に生の卵黄、ごま油、梨などを混ぜて食べるんですが、生の卵黄の代わりに乾燥させて燻製にした卵黄のパウダーをかけて、梨とディル、ニンニクのピュレ、マスタードシードの組合せでいただきます。
仕上げにテーブルの上でごま油+トリュフオイルのスプレーをシュシュっとかけてくれるのですが、その香ばしくて優しい香りが全体に広がり、まずは鼻で楽しむ。また口の中ではほのかなトリュフの香り広がりそれは幸せな体験!!
・ニョッポキ
ニョッキで作ったトッポキのことで、これは病み付きになります!!
学生時代ほぼ毎日食べていた大好きなトッポキがこんなに立派なお料理になるとは夢にも思わなかった!(笑)
インカのめざめで作ったニョッキをトッポキの形にして、甘辛いソースでいただきます。下はパースニップのソースと付け合わせはルッコラとうずらの卵のピクルス。カダイフで作ったうずらの巣が可愛い♡
本場韓国のトッポキを食べるときは、各種天ぷらとゆで卵は付き物。天ぷらのないトッポキは寂しい!カダイフの巣は天ぷら代わりになるので、潰してニョッキと一緒にいただくのが美味しい食べ方です!うずらの卵はゆで卵の代わりになってお口直しにもなります。
シェフ本当色々考えて作ってるー!
感動したー\(^o^)/
・お口直しの「シッケ」
少しピリ辛のニョッキの後はお米で作った韓国伝統のお茶のシッケでお口直しを。甘めのお茶で優しい味わいです。
・チョゲグクス(酢鶏麺)
韓国の夏の定番の保養食で「参鶏湯(サムゲタン )」というものがあります。しかし暑い鶏のスープだけじゃなくて、氷が浮いた冷たい鶏とお酢のスープ「酢鶏湯(チョゲタン)」をご存知ですか?
「チョゲグクス」はこの「酢鶏湯(チョゲタン)」のスープに麺を入れて食べるお料理。
「参鶏湯」ほどメジャーではないけど、一度食べた人だと絶対忘れられない味。夏になると無性に食べたくなります!
鶏ベースのスープに「ドンチミ(大根でつけた水キムチ)」を混ぜてコクや深みのあるスープが絶品。
暑さで疲れ、だるい体がこのお酢の効いた冷たいスープで元気パワーアップになりますよ!
麺は自家製のカッペリーニにして、韓食とイタリアンの完璧な調和でした!
・土の上の魚
漢方材を使ったスープに鶏のブイヨンで炊いたレンズ豆、その上には甘鯛の鱗焼きをカリッカリに焼いて、上にはトピナンブール(菊芋)のチップスを載せています。
甘鯛の身はしっとり、鱗とトピナンブールのチップスはカリカリで優しい香りの漢方スープといただくと最高の食感や香りが楽しめます。
香りの頂点に立つのが日本には中々ないエゴマ油。
身も心も優しくなる最高の一皿です。
ワインとのペアリングも最高だそうなので、是非お勧めの赤ワインと一緒にお楽しみください!
・焼肉
韓国の焼肉をイメージした「メインは豚トロ」!!
なんと豚トロ!!一番好きな豚トロです!!もう美味しいしかないw
ソースは焼肉には欠かせない「サムジャン(コチュジャンや韓国味噌、ごま油などを混ぜて作ったもの)」に肉のジュを入れて和洋折衷×→韓洋折衷にしたもの。このソースが少し辛めだけどまたとてつもなく美味しい!
仕上げに藁焼きにしたこのお肉をいただくとお口の中はお肉が弾けるとともにスモーキーに。これは幸せのスモーキーです。ああ、おかしくなるー(笑)
お皿にはごま油を塗って香りも楽しめます。またエゴマの葉のパウダーをかけていて、これで本物の焼肉の完成!
デザートは2品です。
・かき氷 ユルムチャ
「ユルムチャ」はハトムギや松の実、雑穀などで作った甘いお茶のこと。
液化窒素で凍らせたミルクの氷はふわふわ。
そちらにユルムチャのエスプーマをかけて、ミルクのチュイール、お餅の代わりにタピオカなどをトッピングしています。
ユルムチャ知らないよーって方。本当に美味しいのでお楽しみに!!
・ホトック
韓国風のパンケーキ。中には黒糖やシナモンを入れて熱々に焼いて食べるおやつです。
よく寒いとき屋台とかで買って食べた記憶があります。
今回のメニューではシナモンで香り付けをしたリンゴのコンポートを入れて、上には醤油キャラメルのアイスをトッピングして、甘さと塩っぱさの素晴らしいコントラストが楽しめます!!
焦がしバターで焼いてさらに香ばしい味わいに仕上がりました❤️
家でも作れるけど、こんなに美味しいホトックは他では食べれませんよ?
お茶菓子2種類
・空気餅
最初聞いたときにうん??と思いましたが、これは食べれば分かります。
お口に入れた瞬間、空気のようにすっと溶けて消えてしまうとても面白いお茶菓子。
お味は「インジョルミ(きな粉をまぶしたお餅の)」味です。
溶ける前に早めにいただきましょう!
・薬果(ヤッカ)
祭事や正月、お盆などに必ず食べる韓国の伝統お菓子。
ごま油で作ったパイ生地を揚げて、蜂蜜シロップにつけたもので、昔は宮廷とかの身分の高い方のみが楽しめたお菓子でした。
手作りのヤッカは初めて食べてみました!
ごま油と生姜の香りがほんのりと。
手が止まらないやつです(笑)
日本に馴染みがあるようで本当はそうでもない韓国料理。
すべてのお料理にはストーリーがあり、シェフの思い出(というか韓国人としての懐かしさなのかも)が詰まっていて、また季節を表す韓国ならでは食材とお料理がいただける素晴らしいコースでした。
たったの10日間だけれども、韓国料理の革命とも言えるこのコースを食べれて本当によかったです。 絶対また食べたいなー
本当にありがとう♡
TIRPSE(ティルプス)
東京都港区白金台5-4-7 BARBIZON25 1F
03-5791-3101
定休日:日曜日 一度の月曜日を合わせ月5日
営業時間:
12:00~13:00(L.O)
18:00~20:30(L.O)
公式HP http://tirpse.com/
食べログ https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13160347/
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【西麻布/イタリアン】幻が現実に変わる「K+(カゲロウプリュス)」
広尾駅から徒歩で7分程度。
2017年10月にオープンした「K+(カゲロウプリュス)」にやっと初訪問ということでワクワクが止まらない。
実はこちらのレストランはあのフレンチの名店「エクアトゥール(l'equateur)」が夏だけ期間限定でやっていた「カゲロウ」が別店舗として独立してオープンした店。
もちろんあの時の「カゲロウ」には伺ったことがあるので初訪問だけど、初訪問でもなさそうな気分。
店内はカウンターが8席、テーブルが2つありました。
案内されたお席は料理を目の前で作ってくださるカウンター席の中でも特等席。
あとでめちゃめちゃテンションが上がります(笑)
事前情報何もなしに伺ったので、行ってから色々楽しみがありました。
まず、メニューはたくさんのお料理の中から前菜を5種類、冷製パスタ、温製パスタ、米料理、メイン、デザートの中から5皿の計10種類を選ぶプリフィックススタイル。
プリフィックスコース(グラスワイン3杯付き)
¥17,000(税・サ別)
3ページにわたるメニューはどれも美味しそうで、10種類を選ぶだけで相当の時間がかかってしまいます。
いつもはお任せコースを食べることが多いので、自分で選ぶってこんなに悩むことなんだなとしみじみと感じながら(笑)
これも美味しそう!あれも美味しそう!ってメニューを決める時もめちゃ楽しい!
メニューによっては2名分から注文できる前菜と 一人でも注文ができて盛り合わせ形式で出てくる前菜がありました。
パスタ〜メインは基本テーブル単位での注文が必要です。
前菜
まずは私が頼んだ前菜が盛り合わせで出てきました。
・粗挽き豚の手作りソーセージ
・香住蟹のライムマリネ キャビア添え +¥500
こちらは連れが頼んだ前菜
・トリッパのトマト煮込み
・白くらげ 柚子胡椒 白髪ねぎ
少しずつお味見ができましたが、どれも美味しい!
特に香住蟹のライムマリネと優しいお味のトリッパが大好きでした。
・フォアグラの茶碗蒸し、トリュフソース
上品な茶碗蒸しきた!ソースのお味はしっかり目。
・3種チーズのオニグラ
めちゃくちゃ熱いので火傷に注意。
ねっとりチーズととろとろのパンにコンソメスープが美味しすぎて火傷しながらもスプーンが止まらない危ない料理。
・まるごとオマールのフリット キャビアのタルタル +¥1,400
こちらは他のテーブルの料理を見て絶対頼まなくちゃと思ったお皿。
カダイフでオマールを巻き巻きにして、丸ごとフリットにしてしまうなんと贅沢なお料理か。
目の前でオマールが巻かれるたびに、私のオマール!私のオマールと騒いでしまったのですが、何回も外れて恥ずかしかった(笑)
最近夢に出てきたりで、色々思い入れのあるオマールですが、ぷりぷりのオマールにカリカリのカダイフの食感、ソースとタルタルまで本当に美味しかった感動の一皿でした。
冷製パスタ
・甘海老のパスタ
甘海老のねっとり食感とオリーブオイルの香りが素晴らしい組み合わせ。量は大盛りにしてもらったはずなのに足りない!これならいくらでも食べれそう!!
温製パスタ
・アワビとカラスミの手打ちスパゲティーニ +¥1,000
最初はオマール海老のアマトリチャーナを頼んだけど、シェフのおすすめもあり、さっきオマールも頼んだしでこちらに変更。
私のリクエストでかなり大盛りにしていただきました。写真で見るだけで明らかに違うw
もしこちらで初めて食事をされる方なら、まずはこのアワビの肝ソースのパスタを食べることを強くお勧めします!!
アワビの肝ってかなり苦手な私ですが、こちらのソースがとてもまろやかで臭みがまったくない。
本当にめちゃくちゃ美味しい!!!
と思いながら考えてたら、以前「エクアトゥール(l'equateur)」でいただいた黒アワビを思い出しました!
あの時もすごい感動してこちらのブログに書いていたような、、(笑)
米料理
・黒トリュフのリゾット
リゾットも黒トリュフも量たっぷり(笑)
メイン
・バンバーグ オニオンコンソメ
シェフのお勧めで全員こちらのハンバーグに。
シェフ曰く、レストランでメインでハンバーグ出て来るとなんか楽しいじゃん〜的な(笑)
それもそうだけど、お味もしっかり美味しい。
中もとてもジューシーで何よりコンソメ美味い!!
デザート
・かき氷(抹茶)
お店に入ってきた瞬間目に入ったのが謎のかき氷機械。ずっと気になってたけど、デザートでまさかかき氷出してくれるんだ!
お味は苺とかオレンジとか色々ありましたが、抹茶を頼みました。
私のポテンシャルに気づいてくれたシェフは言わなくても特盛のかき氷を一生懸命に作ってくださいました(笑)
本来の器はこれらしいw
連れが頼んだ大人のパフェ +¥1,000
少しお味にしましたが、これも旨し♡
食後のお茶もいただきました。
最後に考えてもいなかった素敵なお祝いのプレートまで出していただき、本当に感激!
だって今日初訪問ですよ!
なのにこの全然初訪問っぽくないこの謎の感じがまた楽しい(笑)
たまたま以前通ってたお店の方がこちらにいらしたりでめちゃサプライズだったこともありますが。
驚きと楽しさ、美味しさで満ちたお時間を本当にありがとうございました!
火〜土曜日の21時以降と日曜日はアラカルトでの注文になるので、今度は日曜日に伺ってアラカルトで好き勝手に頼んでみようと思います\(^o^)/
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K+(カゲロウプリュス)
東京都港区西麻布4-5-8 1F
03-6433-5141
定休日:月曜日 その他不休日あり
営業時間:
火~土曜 OPEN18:00 CLOSE26:00
アラカルト21:00~25:00
日曜日 OPEN17:00 CLOSE22:00(L.O.21:00) アラカルトのみ
公式HP http://789kagero.com/
食べログ https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13213748/
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【渋谷/イタリアン】2月14日に移転オープン!「ビオディナミコ(BIODINAMICO)」
2018年2月14日にグランドオープンした新生「ビオディナミコ(BIODINAMICO)」に行ってきました。
今回のニューオープンは2018年2月3日を持って閉店したサローネグループの別店舗「バカリ ダ ポルタ ポルテーゼ(BACARI da PORTA PORTESE)」と旧「ビオディナミコ(BIODINAMICO)」を統合し、場所を移して新しいスタイルのレストランとして誕生しました!
昔から大好きで通いまくった店が閉店してしまうのはとても残念で名残惜しいけど、新しい店へ期待も大きくてワクワク。
場所は旧ビオからとても近くて道の説明はあまりよくできませんが、ナノユニバースの3Fです。
階段もありますが、かなり急傾斜でヒールとか履いてたら更に疲れそう、、
建物を少し回ると裏口(?)っぽいところにエレベーターの利用が可能なので是非そちらを使ってください(笑)
3Fに上がると、とても広々としている店内が広がります!席数は50席ほど。前のビオに比べると広すぎる!
木のぬくもりとデニムの調和がスタイリッシュでカッコ良い!
カタツムリが象徴らしく、あちこちから登場します(笑)
シェフは旧ビオ同様の湯浅一生さん、支配人は同じく旧ビオからの末広大輔さん、ソムリエはバカリからの野田俊輔さん。
・旧ビオ時の写真 湯浅一生シェフ
サービスの方の服装もスーツ(旧ビオ)→デニムにTシャツへとカジュアルになっていました。
・旧ビオの末広大輔さん
・新生ビオの末広大輔さん
雰囲気は変わったけど、やってることはほぼ同じwww
ランチは不死鳥カラスさんの浅草開化楼と共同開発した低加水パスタフレスカ「トンナレッリ中太麺」を使っています。
ランチメニュー 1,200円 (税込)
パスタ(3種類から1つを選ぶ)、パン、自家製パテの組み合わせ。
パスタの麺は150gか200gの中で選ぶことができます。
私はせっかくなのでパスタ2種類(追加1種類+1,000円)を150gずついただきました。
まず出てくるパンと豚のリエットがとんでもなく美味しい!
フェンネルシード入りのリエットは香りが素晴らしく極上の味わい!
可愛いカタツムリの焼き印のパンはお代わり自由。美味しすぎてお代わりしたかったけど、今回はパスタ2人前頼んでるので我慢(笑)
一皿目は、
・トスカーナの辛いトマトソース(カレッティエラ)
大のトマトソース好きの私には大興奮の一皿。
しかも少し辛味があって、いくら食べても飽きないような味わい。麺はモチモチ旨さは言うまでもない。
本当に一瞬でペロッと。
ビオの象徴であるカタツムリがお皿の中にも。可愛い❤️
二皿目は、
・こってり豚のラグー(ラグー ディ マイアーレ)
角切りの豚肉がコロコロでボリューミー。ほろりととろける食感でよだれが止まらないです。200g頼めばよかったも少し反省。
パスタの最後の一種類は
・イワシとセロリっぱ(パスタ コン サルデ)
本当は全種類行きたかったけど、イワシが苦手なのでこれはパスしました。しかし、このイワシのパスタがまためちゃくちゃ美味しいという噂なので、イワシ好きの皆様は是非試してみてください!
食後の飲み物は、
エスプレッソ、コーヒー、紅茶が+¥200で。
ディナーメニュー ¥6,000(税・サービス料10%別)
ディナーメニューも旧ビオから内容がガラリと変わり、6皿コースになりました。
一皿のポーションは前より大きくなり、パスタは5種類の中から2種類のチョイスが可能です。
中にはゆっくり食事が楽しめる個室もありました。(2名〜10名利用可能。利用料金+¥3,000)
旧ビオのファンには嬉しいお知らせ!
ビオのスペシャリテの「ラヴィオローネ」が実は裏メニューとして存在していること!!(+¥1,000)
ただし事前予約必須・人数分の注文が必要です。
・ラヴィオローネ
予約はディナーのみ可能なので、ランチは気軽に立ち寄ってみてください!
早くディナーも行かなきゃ(≧∇≦)
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ビオディナミコ
03-3462-6277
東京都渋谷区神南1-19-14 クリスタルポイントビル3F
Lunch 11:30-14:30 (L.O 13:30)
Dinner 18:00-22:30 (L.O 20:00)
定休日:日曜日、第1・3月曜日
公式HP http://www.bio-dinamico.com
食べログ https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13096558/
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【白金高輪/フレンチ】木漏れ日のレストラン「ラ・クレリエール(La Clairiere) 」
久しぶりの投稿は白金高輪にあるフレンチレストラン「ラ・クレリエール(La Clairiere) 」です。
2016年4月に「ラシェリール (Lacherir)」の跡地にオープンし、オープン当時からずっと気になっていました。
もうすぐで2周年を迎えるこちらの店にやっと伺うことができました。
普段初訪問の店に誰かを連れて行くような冒険はあまりしないのですが、すでに周りの食べ仲間の間では大好評だったので、きっと間違いないだろうと思い、ワインスクールの仲間を招待しての会。
まだ一度しか訪問してないので、あまり分かったようなことは書けませんが、私が食べた「美味しい!」を少しでも伝えることができればいいなと思います。
ある金曜日の夜友達3人で予約。
内装は白を基調としたエレガントで柔らかい雰囲気です。店内はBGMも流れてなくとても静かー。
木漏れ日を意味する店名の「クレリエール」ように、昼間に来たらまた雰囲気が全然変わるでしょう。
お酒全くダメな私ですが、最近家でビールを飲む練習?をしているので、ビールを頼んでみました!
結果飲みきれなく友達に飲んでもらったw
ドキドキ楽しみ!
いただいたメニューは、
Menu Délice ― 喜び ー
全10皿コース¥7,800(税・サ別)
・ミニバーガー
日本鹿のブーダンノワールに林檎を挟んだミニバーガー。ミニサイズだけど、優しながらも濃厚な味わいはパンチが効いていてこれからのコースが楽しみになります。
・ホワイトアスパラガスのカクテル
下からムース・ジュレ・スープの3層になっています。特有の甘みが口に残り、素材の味を違う調理法で活かして楽しめる一皿でした。
・パンとバーター・オリーブオイル
・シマガツオ
シマガツオとセリやうるい葉わさびなどの山菜を使った前菜。
蕗の薹の泡が春の訪れを感じさせる。
・牡蠣
実は食べれない食材の牡蠣。当日苦手な食材で牡蠣を伝えることを忘れて出されてしまい、、(笑)
牡蠣は食べれてないけど、食べた方の証言によるととてもジューシーで美味しかったという。
グラスに注いでもらった牡蠣のお出汁はとても美味しくいただきました。一瞬牡蠣も食べれるかもと思ったけど、苦手は苦手だからやめました、、残念!
・筍とウニのリゾット
めちゃめちゃ感動した一皿。
筍の葉っぱの中には言葉では表現できないほど美味しそうな香りが立っていました。
中には鹿児島県産の筍、雲丹のリゾット、トリッパ。ソースはオマールのクリームソース。優しいながらも深みのある味わい。思わずああーと声が出てしまう。
・甘鯛の鱗焼き
出たー!!!
魚が苦手な私ですが、白身魚は大好き!その中でも一番好きがこの甘鯛の鱗焼き❤️
これ出されるととにかく嬉しい!テンション上がる!
シェフの話によるとこのサイズがちょうど美味しく焼けるサイズだそうです。小さいから私は2皿食べれる(笑)
盛り付けもとても華やかで桜の葉っぱのパウダーが春っぽい!
付け合わせはグリーンピースと新玉ねぎのサラダ、
グリーンピースのピューレと濃厚なカルボナーラのソースで一緒にいただきました。
・バザス牛
メインは通常メニューの鳩から追加料金で7週間熟成したバザス牛に変更。
お店側のおススメで、絶対美味しいだろうと確信を持って注文。サービスの方からたくさん食べれるか聞かれ、もちろん私のポテンシャルは凄いので(笑)かなりの量を頼み、3人で1万円の追加料金でした。
ロースやカブリ、骨の周りなどの4部位をいただきました。この一皿で部位によって違う味を楽しめる。しかも激ウマ!!またもや感動しながら、口の中から幸せをじわじわと感じます(笑)
かなりの量だったらしいけど、空気のように一瞬で無くなりましたよ?!
続いてデザートタイム。
・プレデセール
まずよもぎのピューレやミント、キンカンなどを刻んだものが入った器がテーブルの真ん中に置かれ、そこから液化窒素を注いで急速冷却。
それをカシスやぶどう、オレンジのスープの上に載せていただきます。かなり酸味がありさっぱりとした味わい。
・メインデセール
苺を使ったデザート。
プラリネのクリームと苺のクリーム、ベルガモットシトロンのソルベが筒の中に。
キャラメルのソルベ美味しすぎるー!
・食後のお茶
コーヒー、紅茶、ハーブティーから好きなものを選べます。
コーヒーは季節に合わせて厳選されているそうで、頼んだ友達が絶賛してました。
私が頼んだハーブティーもとても香りがよく優しい味わいでした。
・プティフール
とても華やかなプティフールがどどーん!と出て来た!!キャーキャー喜びすぎ(笑)
誰かの記念日かってくらい華やかな盛り付けでテンション上がりまくりです。
とくにマカロンが劇的に美味しかったです。
マカロン好きにはたまらない!
カヌレはかなり固め。カリッカリ!小さめだから尚更カリッカリ!(笑)
お茶もまた出て来ますよ!
やっと暖かくなって春の訪れを感じていたら、この日は雨とともに夜は急激に気温が下がり、あまり天気には恵まれていませんでした。
しかし、帰り道は幸せそのもの。
美味しい食事の力って本当にすごい(笑)
一緒に食事を終えた仲間とこの感動を楽しく語り合い、今日もステキな1日だったなーと思わせてくれる。
こんな素晴らしい時間を与えてくれたシェフやサービスの方、ご一緒していただいた仲間に本当に感謝です。
ラ・クレリエール(La Clairiere)
03-5422-6606
東京都港区白金3-14-10 ベルパラーゾシロカネ 1F
Lunch 12:00〜15:30(L.O.13:00)
Dinner 18:00〜23:00(L.O.20:00)
定休日 月曜日、不定で月に一度の火曜日
公式HP https://www.la-clairiere.tokyo/
食べログ https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13194179/
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